圧巻の曲芸飛行！ルイスマコード(Lewis-McChord)基地航空ショー

シアトルの夏の名物といえば、何と言ってもワシントン州の大自然ですが、航空ショーも有名です。世界的な航空宇宙機メーカー、ボーイングのお膝元である影響もあると思いますが、毎週末のように州内の様々な箇所で開催されています！(カレンダーはこちら)

我が家は8/4-6に開催されるSeafair Boeing Airshowにも参加予定ですが、せっかくなのでもう1つくらい行きたいねという話になり、タイトルにある航空ショーに参加してきました♪

ルイスマッコード基地とは？
会場に入るまで
展示航空機
ショーの目玉はやっぱりサンダーバーズ (Thunderbirds)
あると便利！おすすめの持ち物

ルイスマッコード基地とは？

シアトルの南にあるタコマ市の中心部から南に9マイルほど離れたところにあるアメリカ軍の基地です。

名前の通り、軍の施設のため通常は部外者が立ち入ることはできません。(アメリカ国籍を持たない駐在員ではなおさらです　笑)
しかし、この航空ショーの日だけは身分証明書を持っていると特別に入場できます！

会場に入るまで

軍籍を持たない一般人は基地に自家用車で直接乗り入れることができないため、近くのバス停の駐車場(General Public Parking) に車を停めて、無料のシャトルバスで会場に向かいます。人気のイベントのため、駐車場がすぐに満車になってしまいますので気を付けましょう。
(航空ショーは土日の9:00から開催されており、我が家は土曜日の10:30くらいに駐車場に着きましたが、満車で停められませんでした💦　日曜日に早起きして再度突撃して、無事停めることができました！)

車を停めた後、バスが来るまで40分ほど待ちました。

その後、基地の入り口で持ち物検査、金属探知機でのボディチェック、身分証明書の確認といった厳重なチェックをクリアして会場に入るころには駐車してから約2時間経っていました。。。

展示航空機

会場内には様々な航空機が展示されていました。時間がなく全ては見れませんでしたが、代表的な展示機を紹介します！

C-17　Globemaster

マグダネル・ダグラス社(現ボーイング)製の長距離輸送機です。戦車やヘリコプターを格納できるほどの広い貨物スペースを有しています。こちらの機体はルイス・マッコード基地所属で、エンジンカバーにマウントレーニアの絵が描かれてますね　笑

KC-10　Extender

マグダネル・ダグラス社(現ボーイング)製の空中給油機です。DC-10という旅客機をベースに開発された軍用機で、1990年まで生産されていました。現在はほとんどの機体が退役し、後継にはKC-46A Pegasusが選定されています。(日本の航空自衛隊にも導入されるようですね。)
こちらの機体もKC-10と同じく、旅客機のボーイング767をベースに開発されています。

E/A-18G　Growler

こちらもマグダネル・ダグラス社(現ボーイング)製の電子戦機です。
電子戦機とは、敵のデータ・通信・レーダー等の電子戦能力を無効にするための装備を持った機体で、現代の航空戦では重要な役割を果たしています。

CP-140 Aurora

ロッキード・マーチン社製の対潜哨戒機です。こちらはアメリカ軍の機体ではなく、お隣カナダ空軍に所属しています。
ここワシントン州からはカナダのバンクーバーまでは車で3時間程度で着くため、こちらに来てから身近に感じるようになった国です。アメリカの航空ショーに自国の軍用機を派遣しているのを見て、両国の強いつながりを感じました。

ショーの目玉はやっぱりサンダーバーズ (Thunderbirds)

サンダーバーズは、アメリカ空軍に所属するアクロバットチームで、正式な部隊名はThe United States Air Force Air Demonstration Squadron（合衆国空軍空演部隊）といいます。日本でいうところの航空自衛隊のブルーインパルスに相当する部隊ですね。
週末にはアメリカ全土を飛び回り、その圧巻の飛行で観客を魅了しているのですが、なんとここワシントン州には今年この航空ショーのときにしか来ません！！(スケジュールはこちら)

輸送機やパラシュート部隊の降下デモ、第二次世界大戦時の機体が飛び回っていたりと盛りだくさんの航空ショーを見た後、いよいよ大トリのサンダーバーズの演技が始まりました✨
マウントレーニアを背に、会場を縦横無尽に華麗に飛び回る姿を見て、思わず見とれてしまいました、、、