今回は、アメリカで販売されているAppleのギフトカードを使用して、現地でiphoneを購入しようとした際にかなり手間取りましたので、そちらの経緯について書いていこうと思います。
アメリカはギフトカード大国!
アメリカではお世話になった方にギフトカードを贈る文化があるようで、オンライン上ではもちろん近所のスーパーにも所狭しとカードが陳列されています。ここでいうギフトカードとは手書きのメッセージカードではなく、ネットショッピングのアマゾン等で使える金券のことなのですが、お金に換えられるものを贈るというのは非常に合理的な文化だなと思った一方で、なかなか日本では見られない光景だなと感じました。。。
iphone買い替えの背景
筆者(mimiの夫)は渡米前からiphone7を愛用していたのですが、購入してから6年以上経過したこともあり、バッテリーの持ちが深刻な状況になってきていました。(フル充電しても1-2時間で電源が突然落ちる、、)
個人的にはスマホのヘビーユーザーではなく、現状のものでも機能としては十分だったのですが、ドライブ中にも電源が落ちてナビアプリが使えなかったり、旅行先でUberを呼び損ねるなど日常生活に支障が出てきましたので、アメリカでの買い替えを決断しました。。。
なぜギフトカードで買い物することになったか?
普通にクレジットカードを使用して直接購入してもよかったのですが、他の駐在員ブロガーさん達も口を揃えて発信されている通り、ここアメリカはクレジットカードの入会ポイントや普段使いで貯まるポイントが日本とは比較にならない程大盤振る舞いです。うまくクレジットカードを利用すると、高級ホテルの宿泊費や航空券をポイントで賄うことができ、お財布に優しく生活することができます。(このあたりの話も、いずれ記事にしていきたいなと思っています。)
我が家は、渡米後初めて作成したAMEX GOLD CARD をメインで使用しています。こちらのカードは年間$25,000までGrocery Storeでの買い物に対して4倍のポイントが付与されます。Groceryというと食料品だけのイメージですが、前述のとおりスーパーには様々なギフトカードが販売されています。普通にAppleで買い物すると1倍のポイントしか付与されないところ、ギフトカードを経由することにより、ポイントが倍増するという仕組みになっています!
そこで、意気揚々とスーパーに行き、新しいiphoneを購入できる分($729)のギフトカードを購入し、自身のApple IDに全額をチャージしたのでした。(これが大きな間違いだったことを後で思い知ることになります💦)
いざApple Storeへ!
翌日、近くのApple Storeに行きました。海外での初Apple Storeということで少し緊張しつつも店員にiphoneを購入したい旨を伝えると、トントン拍子に話が進み、いざ決済となりました。
Apple IDの残高を使って決済したいのですが。。。
Apple IDの残高はオンラインストアでしか使えないよ。
ギフトカードの現物があれば決済できるけど。。。
話を聞くと、IDにチャージした段階でオンラインストア経由での買い物にしか使えないとのこと、、、
仕方なく店舗のPCを貸してもらい、店舗受取りでオンラインで注文しようとしたところ。。。
この注文は店舗ではピックアップできず、配送オンリーですと出ました。次に配送オプションで試してみると…
支払いの認証が出来ませんとのエラーが出ました。Apple Storeの店員もこのようなメッセージは初めて見るとのことで、一緒にサポートセンターに電話してくれました。
数日で解決して連絡します!という電話口の担当者の言葉を信じて、しばらく連絡を待つことになりました。(これが長いやり取りの始まりになろうとは、その時は思ってもみませんでした。)
Appleカスタマーセンターとの不毛なやり取り、、、
数日待ちましたが、Appleからの連絡は来ませんでした。
直近に国内旅行を控えていたこともあり、何度か拙い英語でサポートセンターに掛けてみましたが、毎回異なる担当者が「24時間以内に解決してメールで連絡する」、「3日以内に解決して折り返し電話する」等思い思いのレスポンスを返してくるばかりで、解決の兆しが全く見えませんでした💦
個人社会のアメリカでは担当者間での引継ぎはないようで、毎回一からトラブルの事象の説明→担当部署に転送→説明→転送…のステップを踏む必要がありました。
そのため、毎回の電話でコンスタントに1-2時間費やしていました><
日本に住んでいた時の問い合わせ窓口のクオリティを期待してしまっていたこと、iphoneを購入するための高額な金額が一向に使えない状況に、次第に精神的に追い詰められていきました、、、
ついには自身のApple IDがロックされた!
旅行の出発が近づいてきたある日、今回で解決しないと旅行に間に合わないと思い、焦ってサポートセンターに電話しました。いつも通り5-6人電話口の人が代わり、最後の担当者の方に泣く泣く訴えました。
Apple IDの残高を使ってオンラインストアで商品が購入できない。
システム上問題ないか調査してほしい。
何度も連絡しているので、今回は迅速に対応してほしい。
すいません。1週間以内に調査/解決して連絡します。
1週間かかる時点で旅行に間に合わないことは確定しましたが、それでも初めてサポートセンターの担当者が謝罪したこともあり、今後こそ解決するのではと淡い期待を持ち旅行の日を迎えました。が、、
App Storeからアプリがダウンロードできない!
出発の際に旅行先で使うアプリを入れようとしたのですが、まさかのAppleアカウントがロックされてしまいインストールできず、、、誰かに不正利用されたのかと思いましたが、それらしき形跡は見られませんでした。
思い当たる節は、直前までやり取りしていた担当者の「調査」という言葉であり、調査の段階で何かアカウントを操作されたのではという考えが頭をよぎりましたが、確かめる術も元気もなく、失意のまま出発したのでした。。。(後編に続きます。)
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